「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」ミニマリズムに目覚めた私のバイブル
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」(著:佐々木 典士)
この本を手に取ったときは、ミニマリストになりたいなんてことは全く思っておらず、
ミニマリストと呼ばれる人たちは、何が楽しくてそんな不便な生活を送っているのか?
ということが気になり、読んでみました。
結果として、この本を読んで雷に打たれたような衝撃を受け、
私もミニマリストになろうと志し、そこからどんどんモノを減らし、今に至ります。
この本を手に取る前も、
近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」で大きくものを減らし、
以前の汚部屋状態からは脱却していましたが、
そこから更に見違えるほど減らし、より快適な生活を手に入れることができました。
今回は私が特に影響を受けた内容を4つご紹介します。
- お店があなたの倉庫です
お店はあなたが必要としたときのために倉庫として在庫管理をしてくれているため、
わざわざ自宅を倉庫にする必要はない。必要なときに倉庫に取りに行くと考える。
これはもともと四角大輔さんの著書で紹介されていた考え方とのことです。
いつか使うだろうというアイテムをたくさん蓄えていた当時の私は、
これ全部いらないってこと?!と大きな衝撃を受けました。
この考え方を習得したことで、自宅の限られた収納スペースに
いつ出番が来るかもわからないものを詰め込むことはなくなりました。
- 仮に手放してみる
手放そうか迷うものを一時的に箱に入れたりして隠してしばらく置いておく。
一定期間経っても問題なかったら手放し、その間に必要になったら手放すのをやめる。
このアイディアで我が家の片付けは一段と進みました。
たまに必要になって戻すものもありますが、
だいたい問題なく生活でき、あらかた手放しています。
- 心がときめくモノも、手放す!
ミニマリストを志そうとすると、心がときめくモノも手放してみるときが来るかもしれない。
著者の佐々木さんはときめくお土産を手放して以来、旅先ではお土産探しに時間が取られず、旅に集中できるようになった。
当時の私はときめきを判断基準にしていたため、これには仰天しました。
ただ、当時の自分の部屋を見渡してみると、
・ときめくけど使わない麦わら帽子
・ときめくけど使わないディズニーのかぶり物
・ときめくけど使わないし掃除の邪魔になっているクッション
などなど、、使わないモノが部屋に溢れていました。
ちょっと手放してみるか!と思い立ち全部手放してみたところ、すっきり。
1つ1つはそれなりにときめくモノだったけれど、
量が多くてごちゃごちゃし、視界がうるさくなったりしていたことに気付きました。
現在の我が家の唯一のインテリア
- 手放すことは「失う」ことではなく、「得る」ことである
手放すというと損をしてしまうような気分になるが、
手放すことで時間、スペース、掃除のしやすさ、自由、エネルギーなど、
たくさんのものを手に入れることができる。
これぞミニマリズムの本質…!
本当にたくさんのものを得ることができました。
当時本を読んだときにはなるほど~くらいにしか思っていなかった気がしますが、
あれから3年、少しずつでも着実にモノを減らしてきた今読むと、
本当にその通りだなと思います。
この本を読み、実際にモノを減らしてみて、
ミニマリスト生活は不便どころか、圧倒的に快適でストレスフリーであることを知りました。
何気なく手にした本でしたが、出逢えてよかった。
ちょっと面白そうと思った方はぜひ読んでみてください。
Youtubeで中田あっちゃんも解説しているので、まずはこちらでも。
分かりやすいし面白い。
この動画が出たとき、ついにきた!!と一人喜んでいました。
かつての私のように、汚部屋で苦しんでいる人ほど
モノが溢れることの弊害を身に染みて感じているため、
片づけに目覚めるポテンシャルを秘めていると思っています。
この快適さを少しでも多くの人に知ってもらいたい…!
お片づけアドバイザーへの道は続く。